- 2008-12-08 (月) 23:26
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絵本を読む時は、絵を描く人間なので、どうしてもその色や構図、形に一番意識がいきます。
子どもたちがよりその物語に入り込んで、空想を広げていける支えになるような絵のある絵本はどんな絵本なのかとよく考えます。
画家の責任はとても大きいんだなぁ。
絵本の絵は画家の我だけでは決して成立しないもの。
しかし、絵もないお話から、空想を広げていけるなら、きっとそれが一番いいだろうなとおもいます。聞いているお話から、あれやこれやいろんな想像空想を、自分で、広げて行くことができ、それでいろんな気もちになれたら、とても豊かです。
くるくるまわる映像ばかり一日中見ていたら、 いつも子どもは受け身。
出来上がったものからではなく、素材から自分で想像をめぐらせることは、昔では当たり前で、子どもの大切な時間だったはず。。。
東京こども図書館が1973年から刊行を開始され、もう30年以上も出されている 「おはなしのろうそく」(2008現在 以下続刊)
子どもたちのためのお話が詰まっています。
おはなしのろうそく というタイトルも素敵だなぁとおもいます。
そう明るくはない、ろうそくの灯りでは、きっと、そばに寄りあって読んでもらうのだろうな。
のちに東京こども図書館へつながる、石井桃子さんの始められた小さな子ども図書館 かつら文庫。今でも50年前の子どまたちが集われているよう。
アトリエも分野は違うけれど、そういう懐かしいものとなるように。。
「うさこちゃん」をはじめ、数多く翻訳や編集をされた石井桃子さんは101年を生きられました。
地域に根ざした小さな図書館と、世界をまたにかけた絵本やお話の紹介。
地域と世界を結んで、クオリティの高い絵本やお話を一般化され、一時代をつくられました。
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