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中秋節ws　～月を想うお茶時間～

2010-09-24 (金) 16:22
workshop

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秋の澄んだ空気の中、まんまるお月さまが空に上がる頃、WSスタートです。

まずは、中国から帰国したばかりの文学博士・松本朋子さんのスライドレクチャー。

太陰暦の秋（七月・八月・九月）の真ん中に当たる八月、中秋。

その日の満月を中国では、端正の月と呼んでいました。

秋の季語、月の名前やその由来、月にまつわる伝説や信仰。

月と不死、月と豊穣、月と水についてetc

遥か昔、李白が独り酒に名月と自身の影を招き三人の仲間として飲んだ「月下独酌」の詩の紹介から、

現在の中国のコンビニやスタバで売られる月餅の話、中秋節セールの話まで～。

レクチャーの後は、さかたひさこ先生のデザートの時間です。

welcome teaの桂花茶に始まって、

朧月は夜空色の巨峰ソースに緩やかな寒天ゼリー。

三日月は南京のチーズケーキ、生クリーム添えに、

塩クッキーはクミン味と黒ゴマ味。パイのようなスコーンのようなホロホロとした口あたり。

スリランカのウバ茶は、この時期が一番おいしい！シーズナル・ウバ！

チーズにぴったりです。

兎の後ろには、満月が小さくぽっかり。

生姜と檸檬汁を濃厚に煮詰めて作られた満月のシャーベット。

お料理のミニレクチャーでは、みなさんから質問がポンポンと！

レシピもプレゼントしていただきました！

そして、最後に扉を開けると、

端正の月が浮かんで待っていてくれました。

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